酵素とは
人間の活動に欠かせない栄養素の1つで、食物を消化分解するほか、呼吸、運動、思考、そして自然治癒力までも左右するとても重要な働きを担っています。
生命活動においては、さまざまな化合物による反応が起こっていて、それらの反応のほとんどが、じつは、酵素の仲立ちがあって、はじめて成り立つのです。
酵素がなければ私たちは生きていけない、とさえ言える存在なのです。
ところがこの酵素は年齢とともにどんどん減少し、40歳では20代の身体に比べて約半分以下になります。加齢と共に「体型が変わった」「肌が気になりだした」「何となく元気がない」などと感じるようになります。
酵素は身体の中で作られ、「消化酵素」と「代謝酵素」の2種類があります。
過食や食品添加物、高GI食品などの食生活により「消化酵素」が無駄使いされ、「代謝酵素」にまで効率良く回すことができなくなります。
【消化酵素】
食べ物を体内で消化して、必要な栄養素をとりこむために必要な酵素です。 唾液、膵液などの消化液に含まれるほか、腸内微生物も消化酵素を作り出します。
【代謝酵素】
栄養素をもとに身体の各細胞を作り上げたり、呼吸や運動に欠かせない酵素です。
人が一生の間に作ることができる限られた量の酵素を「潜在酵素」と呼んでいます。消化酵素と代謝酵素は同じ一つの潜在酵素から作られます。したがって、消化酵素はなるべく食べ物から摂り、体内で作られる酵素はできるだけ代謝酵素として、自然治癒力などのために働けるようにするのが長生きの秘訣と言えるでしょう。
20世紀の後半になって、アメリカのエドワード・ハウエル医学博士の研究により、「体内で一生に作られる酵素の量は限定されている」ということがわかりました。
それまで、酵素はタンパク質でできているので、タンパク質を摂っていれば酵素は必要なときに必要なだけ作られると考えられていたのです。
しかし、実際には遺伝子の中の情報として、人それぞれ酵素を作ることができる量が違い、さらにその量が限られていることがわかりました。
自然界の食物にはすべて消化酵素が含まれていますが、酵素は熱に弱く約42~70℃で破壊されます。つまり、野菜、果物、肉類、魚介類を加熱して調理すると、その中に含まれる酵素は破壊されてしまうのです。
【発酵食品】
発酵する過程で、酵母菌は様々な酵素を作り出します。日本では、みそ、しょうゆ、ぬかづけ、納豆、鰹節などの発酵食品に恵まれています。できるだけ毎日摂るようにしましょう。
CHARMEのファスティングでは、酵素発酵飲料を飲み、栄養をふんだんに摂りながら行うので、身体に負担のない無理のないファスティングが可能です。